破綻したレセプト債(診療報酬債権)を売っていたと思われる証券会社7社

レセプト債(診療報酬債権)を発行しているファンドと運用会社が破綻して、投資家への配当が止まっているというニュースが流れています。

破綻したのは「メディカル・リレーションズ・リミテッド」などファンド3社と、ファンドを組成した「オプティファクター」で4社の負債総額は290億円程度だそうです。

「レセプト債」4社が破綻 227億円回収不能のおそれ(日経新聞)

診療報酬債権に群がる人々

診療報酬債権といえば、以前アメリカの資産運用会社「MRIインターナショナル」が日本人数千人から不正に出資を募り約1800億円を詐取したとして、アメリカの米司法省が元社長らを詐欺罪などで起訴しているのはご存知の方もいると思います。

まだ今回の件が詐欺だと決まったわけではありませんが、現在流れているニュースなどの情報では詐欺の確率が高いようです。

「MRIインターナショナル」の事件があったにも関わらず、このような金融商品に手を出してしまった人は、一体どういう人達なのでしょうか?

そして、「MRIインターナショナル」の事件があったにも関わらず、こんな金融商品を販売してしまった証券会社はどこなのでしょうか?

レセプト債(診療報酬債権)を販売していた証券会社

報道によると今回破綻したレセプト債を販売していた証券会社は7社あるとのこと。

診療報酬は患者を診察した医療機関が健康保険組合側などに請求するが、実際の支払いまでに時間がかかる。メディカル社などは診療報酬の請求権を医療機関から買い取り、レセプト債を発行。東京や北海道、沖縄など全国7社の証券会社を通じ、延べ数千人の投資家に販売していたという。

その1つとして名前が出ているのがアーツ証券です。

アーツ証券

レセプト債(診療報酬債権)-アーツ証券

http://www.arts-sec.co.jp/service/shinryohosyu.html(現在はページが削除され見れません)

アーツ証券以外の名前は報道では出ていませんが、ネットで調べてみたところ以下の証券会社でレセプト債が販売されていた模様です。

2016.2.1追記)アーツ証券がレセプト債の問題によって破綻しました。

アーツ証券がレセプト債に起因した問題で破綻

調べていた中で竹松証券はかなり悪質で、HP上で以前はレセプト債について述べていた部分を現在は何も知らせずに削除し、レセプト債の販売について述べた竹松社長のブログも非公開に変更されています。(2015年11月9日19時時点)

真っ先に顧客に情報提供しなければいけないところを、情報を隠蔽していると見られても仕方ありません。

竹松証券

レセプト債(診療報酬債権)-竹松証券

http://www.takematsu.jp/cat01/cat03/を見ると、黄色部分は現在は削除されていますが、Googleさんのキャッシュ情報にはまだ残っていました。

レセプト債(診療報酬債権)-竹松証券キャッシュ

竹松証券社長のブログ

9月3日投稿したブログの中でレセプト債の販売について述べています。(黄色部分)

竹松証券社長ブログ竹松証券社長ブログ-レセプト債現在このブログを見られたらまずためか非公開になっていてアクセスしても見れません。

竹松証券社長ブログは非公開

上光証券

レセプト債(診療報酬債権)-上光証券

上光証券 レセプト債(診療報酬債権)

田原証券

レセプト債(診療報酬債権)-田原証券

田原証券 レセプト債(診療報酬債権)

六和証券

六和証券は、京都府内に本社を置く西村証券に事業譲渡されました。

これはレセプト債権の問題で金融庁から行政処分を受けて事業継続が困難となったためです。

六和証券は2009年からレセプト債を424人に計約33億円販売したが発行元のファンドが破綻。六和を含む全国の証券会社7社が販売した227億円の債券が償還できなくなった。金融庁は2月、商品を仲介した証券会社を除く6社に業務改善命令を出した。

共和証券

おきなわ証券

既に六和証券、上光証券には財務局が調査に入っています。

今回問題となっているオプティファクター社以外からレセプト債を購入している証券会社

今回問題となっているオプティファクター社以外からレセプト債を購入しているところも一応念のため紹介しておきます。

野畑証券

レセプト債(診療報酬債権)-野畑証券

野畑証券 レセプト債(診療報酬債権)

リーディング証券

レセプト債(診療報酬債権)-リーディング証券

IS証券

レセプト債(診療報酬債権)-IS証券

IS証券 レセプト債(診療報酬債権)

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コメント

  1. jwol8181 より:

    ウェブサイトのキャッシュ情報を掲載いただきありがとうございます。アーツ証券は、破綻したオプティファクターともう一社同じ人物(児泉一氏)が社長を務める株式会社GLOBAL COREが2012年の時点で合計67.5%の株式を保有する、オプティファクターの事実上の子会社のようです。