前もって伝えられていたとおり11月1日をもってシティバンク銀行の個人向けサービスが、三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行のプレスティアに変わりました。
シティバンクからSMBC信託銀行プレスティアへ
ウェブサイトも11月2日にリニューアルされていて、シティバンク時代のID、パスワードでログイン可能となっています。
ウェブサイトを見てみたところ、単純にアドレスの変更とデザインの変更のみで、シティバンク時代の名残が強く残っています。
手数料に関しても、シティバンク銀行時代と変わりありません。
シティバンク銀行からは、約72万人の顧客、34拠点(インターネット支店、関西出張所、東新宿出張所、沖縄出張所を含む)、約1,540名の社員を含むリテールバンク事業のすべてがプレスティアに移行したとのことです。
出典:テレビ東京
SMBC信託銀行(プレスティア)への海外送金に必要なSWIFTコードなどの変更情報
SMBC信託銀行への衣替えによって、海外からの振り込みに関しては、振込時の銀行名やSWIFT(BIC)コードが変更になっているので送金元に変更内容を伝える必要があります。
但し、2015年11月1日から当面の間(2016年12月末予定)は従来の情報でも入金されますが、忘れないうちに変更情報を送金元に伝えましょう。
新銀行名 | SMBC Trust Bank |
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新銀行住所 | Nishi-Shimbashi Square 1-3-1, Nishi-Shimbashi, Minato-ku, Tokyo 105-0003, Japan |
SWIFT(BIC)コード | SMTCJPJT |
中継銀行名 Intermediary bank name | Citibank Japan Ltd., Tokyo, Japan |
中継銀行SWIFT(BIC)コード Intermediary bank SWIFT (BIC) code | CITIJPJT |
尚、移行処置が終了する際は、SMBC信託銀行から改めて案内があるとのことです。
私の場合、アメリカのネット証券であるインタラクティブ・ブローカーズ証券からの出金先としてシティバンク銀行を登録しているのですが、先日インタラクティブ・ブローカーズ証券からも丁寧に出金先登録情報を変更するようにとメールが来ていました。
国内振り込みに関する銀行コードなどの変更情報
国内に関しても、振り込み関係の変更手続きが必要となります。
銀行コードは「0401」から「0300」に変更となっています。
こちらも、移行処置として2015年11月1日から2016年1月29日までは旧銀行名「シティバンク銀行」を新銀 行名「SMBC信託銀行」へ読替えて入金されます。
その他、シティバンクからSMBC信託銀行プレスティアへの変更に伴うサービス名変更情報
シティバンクからSMBC信託銀行プレスティアへのキャッシュカード変更
従来のキャッシュカードも引き続き利用可能ですが、新しいカードデザインへの切り替えも出来ます。
新しいデザインのキャッシュカードへの切替えは、既に受付が開始されています。
初回の切替え手数料は無料です。
切り替え対象となるカードはバンキングカード、ICバンキングカード、プレスティア外貨キャッシュカード(旧:シティバンク 外貨キャッシュカード)となっています。
SMBC信託銀行プレスティアへのキャッシュカード変更方法
変更手続きは支店や電話、インターネットから可能です。
受付チャネル | お申込み時の注意点 |
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SMBC信託銀行プレスティアの支店、出張所 | 登録している印鑑、もしくは署名が必要 |
プレスティアホン バンキング | 口座番号および電話取引用暗証番号の入力が必要 |
プレスティア オンライン 11月2日以降に「登録情報変更・その他」のメニューからお申込みください。 | インターネットでお申込みの場合には、プレスティア オンラインユーザーID、パスワードおよびトークンによるワンタイムパスワードの入力が必要。 トークンを持っていない場合は、まずトークンの利用申込みが必要。トークンは、申込み日から2~3営業日後にご登録の住所宛てに転送不要扱いの簡易書留にて発送されます。 |
申込みからカードがお手元に届くまでは通常1週間ほどということです。
当分の間は旧シティバンクのサービスが継続されるようですが、別の会社に売りはった訳ですから普通に考えてシティバンクのサービスが使えなくなるのは容易に想像できます。
そのタイミングはいつなのか、そしてその時どんな姿にSMBC信託銀行プレスティアはなるのか分かりませんが、それまでは外貨の送金先として利用しようと思っています。