最近なにかとテレビや雑誌などでもアベノミクス、アベノミクスと言われますが、このアベノミクスという言葉2006年から新聞などのメディアに登場していたのを知っていますか?
殆どの人は昨年末の第二次安倍内閣発足前後からこの造語が登場したと思っているのではないでしょうか。
実際ネットでググってみても以下のwikipediaのように第2次安倍内閣において掲げた一連の経済政策と紹介されているのしか見当たりません。
アベノミクス(またはアベノミックス、安倍ノミクス)は、自由民主党の政治家・安倍晋三が第2次安倍内閣において掲げた一連の経済政策に対して与えられた通称。安倍とエコノミックスを合わせた造語。呼称は中川秀直がつけた。ドイツ語、英語、フランス語では Abenomicsと表記される。
しかし、このアベノミクスという言葉、実は2006年9月に誕生した第一次安倍内閣の時代には既に誕生していた言葉で当時の新聞などでも取り上げられていたんです。※Wikipediaもその後当ブログ記事の影響か、訂正されています。
下は今から6年前の2006年12月25日の日経新聞なんですが、「アベノミクス再起動を」と大きく記事の見出しとして出ています。
次に第一次安倍内閣の末期である2007年6月には、今は無き日経金融新聞でも「買われぬアベノミクス」という見だして記事が出ています。
このようにアベノミクスという言葉、今のように騒がれる6年以上も前に実は各種メディアには登場していたんですね。
因みに2006年当時のアベノミクスは2012年から始まった今の金融緩和や成長戦略を始めとしたアベノミクスとは言っている事が違って小泉政権がやっていた構造改革(小泉改革)の続きの政策を指していました。
世の中意外に知られていないこと、忘れてしまっていることあるもんです。