無登録で海外の投資ファンドの募集又は私募の取扱いを行っているとして証券取引等監視委員会はK2 Investment社に対して金融商品取引業の全ての業務を平成25年10月11日から平成25年11月10日まで停止する行政処分を科した。
http://kantou.mof.go.jp/kinyuu/pagekthp033000026.html
行政処分に関する情報公開をしないどころか更に・・
通常このような行政処分が科された会社は自社のHPに行政処分を受けたことに関して情報を掲載するが、K2 Investment社のHPを見ると行政処分に関する情報は無い・・・(無視?)
時を同じくしてほぼ同様の処分を受けたIFAジャパンのHPには行政処分に関して顧客へのお詫びが掲載されており、これが通常の対応だ。
HPに情報公開をしていないだけでなく、K2 Investment社は更に自社のツイッターアカウントでなんと営業活動のように取れるツイートも行っており法令を順守する気はさらさらないようである。
社長の海外逃亡?
さらに同社の代表である河合圭氏は行政処分が下される少し前の今月上旬に生活の拠点を日本から香港に移したことを自身のブログで公開しており、なんとも大胆な海外逃亡の公表であるとビックリします。
ステマ営業
このような投資助言業にありがちですが、K2 Investment社はご多分に漏れず過去にステマ営業をしています。
その一例がヤフー知恵袋を使った代表への賛辞です。
例えば下の質問者と回答者ですが、どちらも質問はこの1件、回答もこの件についての1件のみとこの質問と回答を演出するためだけに作られたものであることがわかります。
ヤフー知恵袋はアクセスが非常に多いサイトですので、投資助言会社についてなんの知識も無ければこの回答を鵜呑みにして間違った資産運用をしてしまいかねません。
しかし、海外投資ファンドに関する投資助言業会社への行政処分は中々後を絶ちませんね。
このようなことがすっと続いているので海外投資ファンドの印象は一向に良くならず海外投資ファンドと聞くだけで多くの人は怪しいと思うでしょうね。
それはそれで金融庁の狙いなのかもしれませんが・・