2月上旬から中旬にかけていってきたUAE、ドバイ・アブダビ。その第二回目のレポートをお送りしたいと思います。
ドバイの象徴 7つ星超高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」
夜、外からみたブルジュ・アル・アラブ(夜は様々な色でライトアップされていてキレイです)
1泊最低でも15万円するこのホテルですが、ロビーには多くの中国人姿がみえ、豪華絢爛なホテル内で記念撮影など豪華なホテルを楽しんでる姿を見かけました。
ブルジュ・アル・アラブを運営するのは高級ホテルチェーンのジュメイラ
通常宿泊者しか入れない「ブルジュ・アル・アラブ」にホテルを運営するジュメイラ社の協力のもとホテルの部屋を見学することになった時に対応してくれたゲストリレーションが中国人の女性。
「ブルジュ・アル・アラブ」では最近多い中国人宿泊客に対応するために専任の中国人専属のゲストリレーションを雇っているとマネージャの方からお話を伺いました。
部屋見学の対応をしてくれた中国人女性の方はなんと以前は日本のホテルで働いていたということで、日本語も流暢に話され、英語も堪能で才色兼備といったような方で中国人の世界進出規模は改めてスゴイと感嘆してしまいました。
因みにこの「ブルジュ・アル・アラブ」に関しては先日日本の某テレビ局で放送された経済ドキュメント番組の中で「中国資本(赤い資本)がドバイの不動産を買っている」という報道の中でも中国の投資家達が宿泊しているところが放送されていたので見かけた方も多いと思います。
昔のドバイを感じられるゴールドスクーク、スパイススクーク
さて、前回からここまではどちらかというとドバイの近代的な部分に焦点を合わせて話してきました。
続いては昔からの町並みや雰囲気を持つオールドドバイと言われる地域でのお話。
オールドドバイの中でも代表的なところでは、ゴールドスクーク、スパイススクークといった日本でいう商店街のようなところでしょうか。
ゴールドスクークはその名の通り金を扱ったお店がこれでもか!というほど並んでいるような商店街で、道の両サイドが金でピカピカしています。
通りの途中にはその日のゴールド価格などが電光掲示板で流れており、その価格をもとに金を購入することができます。
このゴールドスクークでも多くの中国人観光客を見かけましたし、お店で交渉している姿なども見受けられました。また、街中を歩いていて商人から声をかけられる第一声は殆ど中国語で、日本語が出てくるのは大体中国語の後。この当たりからもドバイでの中国人観光客への期待が感じ取れます。
今回1週間弱ドバイ・アブダビに滞在していて感じたことそれは
- 中国人の多さ
- 中国人の購買力・資金力
これらはバブル時の日本と重なる部分があるではないでしょうか。
中東に行ったことがない人は私がドバイ・アブダビに行くというと、大丈夫?と心配してくれましたが中東にも色んな国があり、様々なステータスを持っていてドバイやアブダビのように非常に治安が良い国・地域もあります。
私たち日本人もTVや新聞などのメディアの情報に惑わされることなく生の中東を感じる必要があるのではないかと思います。