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アゼルバイジャン国際銀行本店

米ドル預金で金利が20%も付くアゼルバイジャン国際銀行へ行ったのに口座開設しなかった理由

2014/08/14

先週カスピ海に面した旧ソ連のアゼルバイジャン共和国へ行って来ました。

近年アゼルバイジャンはカスピ海から取れる原油をロシアの影響を受けずに輸送できるBTCパイプラインの開通によって非常に高い経済成長を遂げていて色んな開発プロジェクトが目白押しの国です。

アゼルバイジャン

そんなアゼルバイジャンは、日本ではもちろん知名度は低いのですが、以前からアゼルバイジャンのとある銀行は一部投資家に注目されていました。

それがアゼルバイジャン国際銀行(International Bank Of Azerbaijan)です。

アゼルバイジャン国際銀行本店の外観↓ 銀行内は写真撮影厳禁

アゼルバイジャン国際銀行本店

なぜアゼルバイジャン国際銀行が注目されるのか?

それは20%を超える預金金利です。

それも米ドルやユーロなど主要通貨での預金金利が20%なんですから注目を集めるのも無理はありません。

モンゴルやカンボジアなど新興国・フロンティア市場では10%以上の金利が付くのは珍しいことではありませんが、いずれも米ドルやユーロではなく各国の通貨(モンゴルならトゥグルグ)での外貨預金の場合のみに10%以上の金利が付くのが常です。

これらの国の銀行では米ドルでも6%程度の金利が付くなど金利は通常に比べれば異常に高いわけですが、アゼルバイジャン国際銀行は更にその3倍以上の20%の金利が付きます。

因みに20%の金利は10年の定期預金をした場合の金利になります。※正確には20.6%の金利が付きます

アゼルバイジャン国際銀行ではいくつかの定期預金プランがあり、預ける年数が短い程金利は低くなりますが、最低でも10%は超えています。

尚、金利は複利ではなく残念ながら単利であるため10年定期預金だと10年後には元本の3倍に資金が増える計算になります。※当然日本円換算だと為替次第で結果は変わります。

アゼルバイジャン国際銀行に口座開設するにはどうすればいい?

これだけの高金利ですから口座開設して、預金したいという人もいるでしょう。

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でも口座開設は簡単ではありません。なぜなら口座開設するにはアゼルバイジャン国際銀行の支店に直接行く必要があるからです

インターネットではアゼルバイジャン国際銀行の口座を郵送で口座開設しますなどの口座開設代行業者のHPがいくつかありますが、上で述べたように口座開設は本人が直接銀行に参上する必要がありますのでこちらもご注意下さい。

過去にアゼルバイジャン国際銀行の口座開設代行業者から資料を貰ったことがあるのですが、その業者は今は存在しませんし、そのようなところがいくつもあります。

またアゼルバイジャン国際銀行の本店では非居住者の外国人は口座開設出来ませんので注意して下さい。

アゼルバイジャン国際銀行支店

アゼルバイジャン国際銀行の支店の外観

なぜアゼルバイジャン国際銀行に口座開設しなかったのか

まず、非居住者が口座を開設してもATMのカードは発行されないし、インターネットバンキングも出来ません。

入金は日本からも出来るようですが、出金は現地に行く必要があります。

そのため、仮に10年の定期預金に預けるにしても数百万円単位のお金を預けなければ日本からの往復の旅費をペイ出来ません。

これが理由の1つ目で最大の理由です。

2つ目は、アゼルバイジャンはまだまだ英語が通用し難い国であることです。

若い人であれば英語がある程度通じると聞いていたのですが、実際に現地のスーパやカフェなどでも英語が通じませんでした。

銀行も国際銀行と名乗りながら英語が通じない方が結構いますし、契約書もアゼルバイジャン語だったりします。

今回はアゼルバイジャン語から日本語&英語の通訳がいたので一緒にアゼルバイジャンにいった方の何人かは口座開設をしていましたが、個人でやるにはかなりハードルが高いと思います。

3つ目は、なんで米ドル預金でこれほどの高金利を提供できるのか私自身が理解できていないからです。

アゼルバイジャン国際銀行は、アゼルバイジャン共和国最大の政府系金融機関でアゼルバイジャン政府が銀行株式の 50%を保有するという信用度はありますが、それでも異常な高金利は警戒してしまいます。

アゼルバイジャン自体の発展は肌で感じることが出来、また5年後ぐらいには町が激変しているだろうから訪れたいと思いましたが、今回の旅の目的の1つであったアゼルバイジャン国際銀行の口座開設は残念ながら諦めて帰ってきました。

-アゼルバイジャン観光, 外貨預金
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