2017年8月26日からネット証券大手の楽天証券において、楽天スーパーポイントで投資信託が購入できるようになりました。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/investment/
今回は楽天スーパーポイントが楽天証券で使えるようになるうえで、知っておくべき注意点やみんなが気になる期間限定の扱いについて解説していきます。
楽天証券と楽天スーパーポイントの関係
2017年8月25日まで、楽天証券では楽天スーパーポイントを利用することは出来ませんでしたが、一方で楽天ポイントを貯めることは出来ました。
具体的には、取引手数料の1%が楽天スーパーポイントとして還元されます。
また、同じ楽天グループの楽天銀行の口座も利用している人は、楽天銀行の口座と楽天証券の口座を紐付けることで更にポイントが溜まりやすくなります。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/
楽天銀行の口座と楽天証券の口座を紐付けるサービスをマネーブリッジといいます。
口座を連携させたうえで、ハッピープログラムというサービスにエントリーすることで楽天証券の利用において更に楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。
ハッピープログラムにエントリーすると、投資信託の保有残高10万円に対して毎月4ポイントが付与されるようになります。
楽天スーパーポイントでの投資信託購入における注意点
期間限定ポイントは投資信託の購入に使えない
楽天スーパーポイントを使って投資信託が購入できるようになると聞いて、個人的に1番期待していたのが、期間限定ポイントを使えることでした。
しかし、残念ながらというかある程度予想できたことではありますが、期間限定ポイントは投資信託の購入には使えません。
もし期間限定ポイントが利用できたならば、あるお得な裏技が利用できたんですけどね。
因みにどんな裏技かというと、アマゾンギフト券の売買仲介サイトとして有名なamatenに出品されている楽天ポイントギフトカードを購入することで、額面ポイントに対して最大で10%程度割安に楽天スーパーポイントを入手できるという裏技です。
これを利用すれば、5万円分の楽天スーパーポイントを4万5000円で入手できるので、とてもお得に投資できたんですけどね。
因みに、楽天ポイントギフトカードは、通常のキャンペーンで入手できる期間限定ポイントとは異なり、有効期間は6ヶ月間と長い期間限定ポイントです。
参考記事:楽天トラベルでの旅行代金を実質10%引きに出来る節約技
他のポイントから交換した楽天ポイントは利用不可
他のポイントサービスから交換して得た楽天スーパーポイントは、楽天証券で利用することが出来ません。
例えば、クレジットカードの出光カードを利用することで貯まったポイントは楽天スーパーポイントに等価交換できますが、このように他のサービスで貯まったポイントを交換して得られた楽天スーパーポイントを楽天証券の投資信託購入に利用することは残念ながら出来ませんので注意してください。
http://www.idemitsucard.com/privilege/present/point/milage/rakuten.html
唯一の例外としては、楽天証券を利用することで貯まった楽天証券ポイントを楽天スーパーポイントに交換した場合のポイントのみ投資信託の購入に利用することが出来ます。
これについては、2017年9月以降に交換したポイントが対象になるので、それ以前に交換したポイントについては、他と同様に投資信託の購入には使えません。
使えるポイントに上限あり
楽天スーパーポイントを使った投資信託を購入については、利用制限があります。
具体的には、投資信託の購入一回あたり3万ポイントまでしか利用出来ません。
また、1ヶ月あたりだと10万ポイントまでしか投資信託の購入に利用出来ません。
このように、楽天スーパーポイントの利用制限があるわけですが、これだけのポイントを投資信託の購入に使う人は限られていると思いますので、利用ポイントの数の制限については殆ど影響はないでしょう。
積立購入やジュニアNISA口座では利用できない
楽天スーパーポイントを利用した投資信託購入ですが、昨今個人投資家の間で広まっている積立投資には利用できません。
また、積立投資が基本となっているジュニアNISA口座でも利用することが出来ません。
ではどこで利用出来るのかというと、通常の買い付け注文において利用することが出来るようになっています。