すっかり記事にするのを忘れていましたが、昨年11月アゼルバイジャンに行った際に日本人として初めて訪れたカスピ海沿岸に建設中の世界最大規模の人工島『カザールアイランド(KHAZAR ISLAND)』について書いてみようと思う。
近隣の海洋国家バーレーンをモデルにした新都市建設でアゼルバイジャンの首都バクーの中心部から27キロメートル離れた車で約30分のところに建設中のカザールアイランド。
世界一高いビルやF1サーキットや競馬場、はたまたディズニーランドの建設などが予定されているなど超巨大都市プロジェクトとなっています。
カザールアイランドのプロモーション映像↓
私が行った時にはまだまだ工事の初期段階という感じで更地も多かった印象で、予定通り行くのだろうかといった感じ。
(写真撮影:管理人)
F1サーキット、競馬場などが建設されるカザールアイランドとは?
カザールアイランドの総事業費は約12兆円。
そのため色々な物が建築される予定になっています。
主なものとしては、ドバイのブルジュ・ハリファを超える高さ1050メートルのビル『アゼルバイジャンタワー』の建設。
建設費用10億ドル、建設用地10ヘクタール(
ディズニーランドの建設。※1
そして2016年以降開催が検討されている自動車レースの世界選手権F1用のサーキット建設などがあります。
追記: 2016年からF1が開催されることが発表されました。サーキットではなく市街地レースとしてバクー市内に特設サーキットを作ってレースが行われます。
出典:gptoday.com
一般的な日本人感覚からすると本当に実現できのか?と思わずにはいられないほどの巨大プロジェクトです。
しかし、すでにヨーロッパ・中東の国々だけでなくアメリカや中国からも注目を集めており私達が訪れたカザールアイランドを開発するAVESTAの会長のお話によると、アゼルバイジャン政府や企業にだけでなく、トルコ、アメリカ、
AVESTAの会長によるカザールアイランドに説明(写真撮影:管理人)
因みにこのAVESTAという会社、
※1:AVESTAの会長のプレゼンではディズニーランドについてはまだ契約は完了しておらず、希望的展望ということでした(笑)