SBI証券、ベトナムのFPT証券に出資しベトナム株取り扱いへ

SBI証券が2010年11月25日プレスリリースを出して、2011年春を目処にベトナムのFPT証券が行う第三者割り当て増資に応募する形で発行済株式の20%を取得することを発表しました。

SBIホールディングスの北尾吉孝CEOとFPT経営陣は今日、上記株式の取得費用約20億円で合意する文書に署名したということです。

FPT証券はベトナム株投資家には知られるIT大手FPTのグループ企業。

SBIは既に共同で投資ファンドを運営するなど提携関係にあります。

FPT証券は、最新のホーチミン証券取引所の売買シェア第5位の証券会社です。(2010年第3四半期)

ベトナム株、ホーチミン証券取引所証券会社売買シェア(2010年3Q)

証券会社

売買シェア(%)
タンロン証券 11.34
サイゴン証券 8.23
サコムバンク証券 6.38
ホーチミン市証券 5.98
FPT証券 4.82
アジア商業銀行証券 3.38
VNダイレクト証券 3.08
ベトキャピタル証券 2.53
ホアビン証券 2.29
アンビン証券 2.28

出典:ホーチミン証券取引所公開データより管理人作成

SBI証券は今回のFPT証券への出資を機にベトナム企業約300銘柄の株式の売買も始める予定で、当初はコールセンターや全国の支店を通じて取り扱いで、需要があればオンラインで直接売買できるようシステムを接続することも検討していくということです。

また1社、日本の証券会社からベトナム株式の売買が可能となる証券会社が出てきたわけで、ベトナム企業に投資する身としては嬉しいニュースではありますが、今年ベトナム株式市場はアジア地域の新興国株式市場の中でパフォーマンスという観点ではインドネシアやタイなど周辺国が軒並み大きく上昇しているのに対し、株価はマイナス10%となっていて取り残されています。

個人的にはベトナムの個別株を売買する需要はまだまだそれほど無く、もしベトナムに投資したいのであれば現状では香港市場に上場するETFを活用した方が良いのではないかと思います。

尚、今回SBI証券がFPT証券に出資した主目的は現地企業のIPOに携わって収益を挙げる事のようです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする