社長交代したさわかみファンド解約が相次ぎ1999年8月設定来初の資金流出に

昨日の日経新聞夕刊で「さわかみファンド 利益確定で初の資金流出」という記事が出ていて驚きました。

株価下落時でも人気のさわかみファンド

自分はあまり興味がなかったこともあって今まで調べたりすることはなかったのですが、さわかみファンドは日本株をバイ&ホールドする長期投資を謳っていた独立系投信会社だったと記憶しています。

驚いたといったのはこの12年半の間日経平均株価は基本的には下落基調だったわけでその間ずっと資金流入していたことです。

インデックスファンドに負ける「さわかみファンド」

そして、設定来の運用状況としては基準価格の上昇率が4割近くと同期間の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)が約3割下げていたのとは対照的であるということです。

さわかみファンド-日経平均株価

出典:Yahoo finance 日経平均株価チャート

相場低迷時は投資家から資金を集めるのは厳しく、バブル相場時はファンドにお金が集まり易いものなのでよく資金が集まっていたなと。

それだけさわかみファンドの元社長で現会長(代表権はない)の沢上篤人氏の人気というか信者ともいうべき人が多かったのでしょうか。

因みに、設定来の成績は良いものの、ここ数年の運用成績は芳しくないようです。

さて、日経新聞の記事によると1月の資金流出入額(新規購入から解約を引いた金額)は1億5700万円の流出で金融情報会社QUICKの試算では2月も十数億円の流出となる予想だとのことで総資産額2800億円とも言われるさわかみファンドとしては、まだまだ痛手ではないのかもしれませんが、この流れが続くのはさわかみファンドとして信託報酬を含め利益が減る訳でよろしくありません。

今年1月に創業者の沢上篤人氏の長男である龍氏が世襲して社長になったさわかみファンド。

社長交代劇は投資家から様々な反応があったようですが、カリスマファンドマネージャが役職から降りた今後の状況が気になる所です。

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