日本版ISA(NISA)と外国株や海外口座の関係。海外資産の日本回帰も

2014年1月から開始される株式や株式投資信託の配当や売却益を非課税にする「少額投資非課税制度」(通称:日本版ISA 愛称:NISA ニーサ)の概要が固まりつつあるようです。

現時点で報道されている日本版ISAの概要をまとめると以下の通り。

制度の適用期間が当初の3年間から10年間に、非課税期間が当初の10年間から5年間へと変更されています。

制度の恒久化が金融庁からは要望され、投資家の立場としても期待されますが、現時点では10年という期間限定の制度になる見込み。

この制度のもととなったイギリスのISA制度も当初は10年間の期間限定であったことから、日本でも投資家、金融機関双方に成果が出れば恒久化が期待できます。

日本版ISA制度イメージ

特徴

口座内の商品から発生する配当及び譲渡益が非課税。

導入時期

2014年1月1日より開始

制度適用期間 2014年から10年間
非課税期間 5年間

開設資格

満20歳以上の居住者

対象商品

軽減税率適用商品(上場株式、上場CB、外国株式、株式投資信託等)

口座開設

1人につき毎年、1口座ずつ証券会社・銀行など金融機関で口座開設ができる

拠出上限

年100万円
未使用枠の翌年以降の繰越は不可

残高上限

拠出上限範囲内であれば、残高数量の上限はなし

引き出し

いつでも引き出し、売却可能。ただし、枠の再利用は不可
ISA口座で発生した譲渡損について、損益通算は不可

さて、この日本版ISAでは対象となる金融商品で個人的に気になるのは外国株や海外ETFが対象になるのかどうかというところ。

公開されている情報を見る限り日本の金融機関に開設した口座で売買できる外国株・海外ETFは対象になるはず。

しかし、海外の金融機関はこの制度の対象にはならないですから私のように海外口座にあるキャッシュを持っている投資家はそれを日本に戻して非課税の恩恵を受けるべきかを考えることになります。

もしかしたら日本政府は個人が保有している海外資産を日本に戻すこともこの制度で狙っているのかもしれませんね。

2013.2.7 追記

  • 非課税枠で運用してきた資金最大100万円を新たな非課税口座に移すことが可能に。
  • 制度のイメージを把握するのに楽天証券さんのところで良いイメージがあったのでご紹介。

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