中国のオンラインゲーム関連銘柄を調査

中国オンラインゲーム市場の2008年売上高が前年比76.6%増の183億8000万元となったと中国ゲーム出版物工作委員会(GPC)とIT調査会社IDCの発表からわかった。

この資料によると今後も力強い成長が見込まれ、2013年には売上高が08年から倍増の397億6000万元に達すると予想している。

中国でのコピー対策にも有効なオンラインゲーム化

中国でゲームと聞くと海賊版のイメージがあるが、オンラインゲームではゲームを遊ぶためにネットワーク上のサーバへ接続する必要があるため、ゲーム自体のプログラムをコピーして自分のパソコンにインストールしても意味が無い。
従ってオンラインゲーム会社としてはゲームのコピーによる損害が従来よりもかなり低くできるのである。

最近のオンラインゲームで人気なのは多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMoRPG)というジャンル。

従来のRPGは予め定められたストーリに対して一人で黙々とやっていくタイプが多かったが、MMORPGはネット上で複数の人たちと一緒にある目的を目指して協力しながら遊び。

このMMORPGで有名なゲームとしてはアニメ化されたラグナロクオンラインなどがあります。

さてこの中国のオンラインゲーム関係の企業で上場会社を調べてみるとアメリカ市場にADRという形で上場している企業が多いことが分かりました。

代表的なオンラインゲーム会社

日本にも進出している中国ネットゲーム会社で、最大の海外売上を持つ企業である完美時空(コード:PWRD)、ネットゲーム大手の盛大網絡(コード:SNDA)、網易(コード:NTES)、第九城市(コード:NCTY) 以上アメリカ市場にADRとして上場

香港上場企業では金山軟件(キングソフト コード:03888)、キングソフトは日本でもウィルスソフトなどが同梱された総合セキュリティーソフトを無料で提供しているということでご存じの方も多いかと思います。

さて各社の気になる業績は・・

キングソフトは2004年から2007年まで増収増益を達成していますし、営業キャッシュフローも毎年増えています。(PER:13.7倍)

PWRDは2006年と2007年のデータしかないですが、2007年の決算では約50%もの営業利益率を誇っています。(PER:8.7倍)

SNDAは2003年-2007年まで増収増益でこちらも高い営業利益率を確保しています。(PER:2.85倍)

NTESもSNDA同様2003年-2007年まで増収増益ですが、06年からは伸びが鈍化しています。
08年の決算で成長性が問われることになるのではないでしょうか?(PER:43倍)

NCTYは上記企業よりも規模は劣りますが、増収増益を達成しています。(PER:1.79倍)

このように主要オンラインゲームはここ数年増収増益、それも高い利益率を誇っているので投資対象として検討してみる価値は十分にありそうです。

尚、ADRで上場しているPWRD,SNDA,NTES,NCTYは楽天証券で取引可能です。

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