戸松信博 中国株とベトナム株セミナーのメモ

日曜日は戸松信博氏が講師を務める中国株・ベトナム株現地企業視察報告セミナーに行ってきました。

ということで、セミナーで聞いたことをメモしておきます。

中国株 企業視察の考察

ダイヤモンドZAiの取材に同行する形で視察、視察した企業は金山軟件(キングソフト)、中国南車、銀泰百貨。

今回のセミナーではこの中のキングソフトについてのみ触れられてました。

中国南車、銀泰百貨については現状株価が既に高くなっていておススメ度が高くないとの理由で今回のセミナーではお話がなく、ちょっと残念。

中国南車、銀泰百貨についてはダイヤモンドZAi2009年11月号にて掲載されてるので興味がある方はそちらを見てみてください。

ゲーム自社開発に強みがあるキングソフト

さてセミナーでお話があったキングソフトですが、ご存じの方も多いと思いますがオンラインゲームやウィルス対策ソフトなどを開発・販売している会社です。

中国のオンラインゲーム市場は毎年大きく成長している有望市場で、キングソフトは中国でも殆どいない自社で3Dゲームを開発できる企業。

日本でもウィルスソフトやオフィース系のソフトを販売していてウィルスソフトなどは無料で提供もしています。

これらウィルスソフト、オンラインゲームの中国での市場ですが、ウィルスソフト市場は年率で30%、オンラインゲーム市場は年率45%程度の成長が今後数年続くと言われています。

これは中国の中でもかなり高成長な分野です。

この分野で確かない技術力を持つキングソフトはここ数カ月で株価が大きく上昇したのですが、最近は下落が続いています。

キングソフト

ベトナム株 企業視察

ベトナムの企業視察はベトナム国家再保険(VNR)、ホアファット(HPG)、ベンチェー水産(ABT),第5ソンダ(SD5)、FPTを視察。

戸松氏が熱を入れて話ていたのが第5ソンダでした。

戸松氏が注目するベトナム株銘柄 第5ソンダ

戸松氏はいつもホアン・アインザー・ライについて話す時に自分の思いが強すぎるのか口調が強くなって熱が入ってますが、今回は第5ソンダについて話す時が同じ感じでした。

同社の社長とお話した際に現状の株価に比べて30%~40%引きの第三者割当増資を取れそうだというのが熱が入っていた理由でした。

元々第5ソンダの株をノーロードファンドの資金で買っていたのですが、これは同社の無償・有償増資があると予想していたためだそうです。

それが第5ソンダの社長を話をしていると既存株主への無償・有償増資は行わないという話が出てきたらしく、予想が外れたと思ったとのこと。

なぜ既存の株主への増資を行わないかというと、第5ソンダの80%の株を保有する親会社が現状お金をあまり出せないのが理由だとのこと。

それで資金調達の手段として第三者割当増資ということになりそうだということらしい。

ノーロードファンドは同社の10%以上の株を保有していたらしいのですが、現在は全て売却。

第三者割当を狙っているとのことでした。

戸松氏が注目するベトナム株銘柄 ベトナム国家再保険について

ベトナム国家再保険については、PERも低く、現状が底値と見ているとのこと。

中々株価が上昇しない同社ですが、年に数回突然株価が急騰する局面があるので、今のうちの仕込んで、急騰した時に売るという戦略もありなのではとコメントしていました。

戸松氏が注目するベトナム株銘柄 FPT

FPTについては、現状魅力が無いとのことで今回のセミナーでは殆どお話がなかったです。

インド・チャイナキャピタルファンドの解散にともなってFPTの株が大量に市場で売却される可能性があるので株価に悪影響が懸念されるとのコメントをしていました。

戸松氏が注目するベトナム株銘柄 ホアファット

ホアファットについて、現在建設中の新工場ではこれまでのスクラップからではなく鉄鉱石から鉄鋼を製造する予定とのこと。

これによって利益率が改善される見込みがあるとのことでした。

鉄鉱石も自前の鉱山から入手する予定とのことでしたが、この自前の鉱山から品質の良い鉄鉱石が採掘できるかは不透明とのことで、これには注意が必要とのことです。

ベンチェー水産について、もうすぐ発表される第3Qの決算にて1:0.5の増資が発表されると戸松氏はコメントしていました。

ただ、市場では既にこの噂が出ており、株価も上昇してしまっている。

ベトナム株セミナー 質疑応答

ベトナム株銘柄 ホアン・アインザー・ライ(HAG)

同社は現在鉄鉱石を採掘しているが、取れた鉄鉱石は現在は売らずにため込んでいて、高値になるのを待っている。

同社のドゥック社長と話たところ毎年無償増資を行いながら高いEPSは維持していく方針があるとのこと。

不動産、ゴム、水力発電、鉄鋼で2013年までは毎年50%成長が達成できそうで、既に来年分の利益は確保済み。

ベトナム株銘柄 バオベト

PERが高いので買いではない。

但し、株価が下がる可能性も低い。

中国株銘柄について

超大現代農業

企業の計画自体は魅力的だが、実現性は疑問。

山東墨龍

底堅いが、今すぐ株価が上がる可能性は低い。

アリババ

既に株価は高くなってしまったので、現状買いではない。

BYD

現状のバブルに乗るかどうか次第。

中国1位の自動車メーカになるとBYDは言っているが、多分1位になるのは無理。

中国株相場について

中国株はバブルの入り口で年末まではさらに上昇すると予想している。

ベトナムドンについて

ゆっくりドン安方向へいくと予想している。

中国株IPOについて

公募価格が高く、魅力は小さくなっている。

以前推奨していたOTC銘柄のディンブ鉄鋼について

残念ながらしばらくは上場しそうにない。

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