モーニングスター 新興国情報サイトEMeye寄稿記事:豊富な資金を背景に建設ラッシュのアブダビ

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モーニングスターEMeyeアブダビ観光記201111

先月モーニングスター 新興国情報サイトEMeyeに寄稿した記事をUPしておきます。


11月3日から7日まで1年半ぶりに中東アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイ・アブダビへと行って来た。

ドバイは世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファ、世界一の広さを誇るドバイ・モール、世界一の高さまで吹き上がり、ダウンタウンを演出する噴水ショー ドバイ・ファウンテンと世界一ずくめで外国からの観光客を引き寄せ、ドバイというブランドを確立した。

それに対してU.A.Eの首都アブダビは緑豊で落ち着いた印象(悪く言えば地味)である。

今回の旅で半日ガイドしていただいた日本企業の現地部門で働くエジプト人によるとドバイでは多くの建設プロジェクトが中断、もしくは進行が遅れているが、アブダビは資金が豊富にあるため、現在建設ラッシュで5年後から10年後にはドバイを超えた都市になるだろうとのこと。

ドバイは石油が殆ど取れないため、金融や観光を主要な産業として育成するために様々な施策を取ってきた。

世界一にこだわるのはそのためなのだろう。

世界一の物が集まっているからこそ、世界中から多種多様な人々が集まってきているのである。

逆にU.A.Eから産出される石油の殆どはアブダビで採掘されており、アブダビは資金が豊富であるため対外的に目立つようなことはあまりなかった。しかし、ドバイ・ショック後からアブダビの姿勢に変化が見えるように感じる。その一例がヤス島と呼ばれる地域での開発だ。

このヤス島にはここ3年ほどでヤス・マリーナ・サーキットザ・ヤス・ホテルフェラーリ・ワールド・アブダビが作られた。

ヤス・マリーナ・サーキットではちょうど今週末(11月11日から13日)自動車レースの世界選手権F1のアブダビグランプリが開催される。

そしてこのサーキット場にそびえ立つのがヤス・ホテルだ。

その外観はなんとも神秘的で見るものを魅了する。

アブダビのザヤスホテル

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ヤス・ホテルはF1開催中、F1関係のVIP関係者した泊まれないホテルとなっているのだが、実際今回宿泊してみて特に夜の光景はなんとも言えないものであり、ハネムーンには最適なホテルではないだろうか。

そして、なんといっても目玉はサーキット隣に昨年10月オープンしたばかりのフェラーリ・ワールド・アブダビである。

フェラーリワールド・アブダビ

屋内テーマパークとして世界最大規模を誇るこのテーマパークがアブダビに作られたというのはフェラーリ社とアブダビの関係によるものだ。 2010年末までアブダビ政府系のムバダラ開発公社がフェラーリ株を5%保有する主要株主であったし、F1フェラーリチームにはアブダビのフラッグシップ“ETIHAD-エティハド航空”がメインスポンサーとして年間数十億円の広告費を拠出していたとされる。

フェラーリ・ワールド・アブダビには約20のアトラクション、そして約10カ所のショッピング・ダイニングゾーンがあり、特に世界一速いジェット・コースター「フォーミュラ・ロッサ」は人気で現地の民族衣装アバヤを来た女性達も数多くが乗り込んでいた。 ※アバヤなどの民族衣装は脱げないので、風圧で問題が起きないように専用のカバーが用意されていた。

「フォーミュラ・ロッサ」は2万800馬力のカタパルトで射出され、スタートからたった5秒で時速240kmに達し、そのままF1サーキットを模したコーナーを駆け抜けていくという代物でカーブでは最大5G(体重の5倍)もの力が体の上下左右からかかる。

それ以外にも、F1マシンと同じ加速度でフェラーリ・ワールドの真ん中に開いた穴を突き抜け、高さ62mまで一気に打ち上げる「G-フォース」は、夜であればアブダビの光り輝く街並みを見渡せる素晴らしい景色を恐怖体験の一瞬見ることもできる。

フェラーリ・ワールド以外に目を移せば、アブダビ中心部では出稼ぎ労働者が工事している現場を多く目の辺りにし、ドバイを本拠地とする高級ホテルチェーンのジュメイラ社がアブダビ1号となるエティハド・タワーホテルを11月1日に開業している。

これから高級ホテルや様々なショッピング・モールなどが建設されていくアブダビ経済に注目だ。

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