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スリランカにおける観光産業の現状分析と今後の開発

2014/09/23

スリランカインベストフォーラム2011の中でスリランカの観光産業についてセレンディピティクラブ代表の橋迫恵氏から『スリランカにおける観光産業の現状と今後の開発』と出した講演があって聞きましたので、そのメモ&感想を綴ります。

スリランカ観光産業について-橋迫恵

スリランカでは観光産業を経済成長を推進する基幹産業と捉えていて、現在は『スリランカ観光開発計画2011-2016』のマスタープランにそって動き出したところ。

このマスタープランでは観光成長目標として2016年には渡航者数250万人、観光関連雇用者数50万人を目標値として定めています。

2010年時点での渡航者数は65万人ですから、かなり挑戦的な目標を掲げているのではないかと橋迫氏はおっしゃてましたが、内戦終了後からの増加率は非常に高く、不可能な数値ではないかもしれないとのこと。

スリランカ国内ではいくつかの場所で国が主導して観光開発を行なっていて、代表的なプロジェクトは以下のとおり。

  • コルピティアダッチベイリゾート開発プロジェクト
  • ベントータ観光開発プロジェクト
  • 東部地域観光開発プロジェクト
  • パッシクッダリゾート観光開発プロジェクト

観光開発の方法としても、最近スリランカに点在する小さな島1つに対して1リゾートを開発するような新しいスタイルも登場しているという。

観光と言えばホテルも重要ですが、ホテルに関してはスリランカ企業による新規ホテル建設・既存ホテルの増改築が活発であり、インターナショナルなホテルチェーンの進出も相次いでいる。

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著者清水孝則

出版社幻冬舎

出版日2013/11/27

商品カテゴリー単行本

ページ数151

ISBN4344970217

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最近シャングリラホテルが進出を決定しましたし、シックスセンスも進出が決まっています。

シェラトンホテルやハイアットも進出を検討中ということだそうでして、スリランカの観光が成長することを期待されていることを表しているのではないでしょうか。

2010年時点でホテル数は観光ホテルが256軒(14948室)、ブティックホテル・ビラ50軒(577室)、ホームステイ181軒(560室)、ゲストハウス679軒(6393室)、ヘリテイジホーム49軒(257室)の合計22735室となっている。

これを2016年までに客室数を45000まで増やすことが課題として政府があげている。

ホテルのスター別客室稼働率では、5つ星が77%、4つ星が75%、3つ星が68%、2つ星が67%、1つ星が67%、星なしが68%となっていて、高級ホテルの方が稼働率は高い状態にあります。

 

観光を発展させていく上で交通網などのインフラ整備が欠かせません。インフラ整備はどうなっているのでしょうか。

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バンダーナラーヤカ国際空港の改築と共に島南部には新たな国際空港が作られることになっていますし、つい先日スリランカ初の高速道路が開通しました。

これによってコロンボからゴールまでが従来の3時間半から2時間短縮されて1時間半程度で行けるようになりました。

※高速道路にのっている時間は45分程度だがインター近辺が渋滞しているため1時間半かかるとのこと

続いて観光産業の現状について分析すると

観光渡航者数の推移は以下のようになっていて2011年は2010年に対して今のところ全ての月で2010年を上回っています。

スリランカ観光産業-渡航者伸び率

具体的な数値としては以下のようになっていて、注目点として季節毎の差がなくなってきている点。

従来スリランカへの渡航者はヨーロッパからがメインでした。これはスリランカが過去にイギリス・ポルトガル・オランダの植民地であったという歴史的な背景も関連しているのではないかと橋迫氏はおっしゃってました。

スリランカ観光産業-伸び率2

ヨーロッパの人々が冬(12月~3月)、寒いところから温かいスリランカを目指してやってくるのが従来であったのに対して、最近新しい国々からの渡航者が増えているとのこと。

それは中東とロシア。

中東の人々は暑い夏に涼しい土地を求めてスリランカを訪れるそうです。

スリランカへの渡航者国上位10各国を見てみると、上位からインド、イギリス、ドイツ、モルジブ、オーストラリア、フランス、カナダ、アメリカ、オランダ、そして日本の順となっています。

先日の当ブログにも書きましたが成田-コロンボ間が現在の毎日3便から今月20日からは4便となって、来年のどこかでは7便まで増えることになっているので日本からの旅行者が増えて、オランダよりは増えるかもしれません。

アメリカではニュヨークタイムズがスリランカが世界の中でスリランカが最も旅行先として注目できると記事にしてましたのでアメリカでの注目度も上がって旅行者が増えるかもしれません。

戦争という観光にとって最もネガティブな要素から解放され、世界一、世界遺産が密集しているスリランカの観光産業に注目が集まってくると思う。

スリランカ観光-渡航者国上位

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著者地球の歩き方編集室

出版社ダイヤモンド社

出版日2011/06/11

商品カテゴリー単行本(ソフトカバー)

ページ数408

ISBN4478041458

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