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楽天証券、アセアン株取引開始。為替手数料の表記にダマされるな

 

楽天証券が以前発表していたアセアン4カ国(インドネシア・タイ・マレーシア・シンガポール)に上場している個別株取次をスタートさせました。

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手数料に関して、これまで売買手数料は発表されていましたが、為替手数料については発表されていませんでしたがどの程度の為替手数料がかかるのかも今回初めて明らかになりました。

※楽天証券の場合、株を売った場合も現地通貨で保持せず強制的に日本円に戻すため買う時だけでなく、売るときも為替手数料(スプレッド)が発生します。

 

今回明らかになった為替手数料はそれぞれ以下のとおり

 

  1. インドネシア株の売買:インドネシアルピア適用為替レートの表示は銀行が発表する対顧客レートの仲値に対して、為替手数料として片道±0.03銭
  2. タイ:タイバーツ適用為替レートの表示は銀行が発表する対顧客レートの仲値に対して、為替手数料として片道±8銭
  3. マレーシア:マレーシアリンギット適用為替レートの表示は銀行が発表する対顧客レートの仲値に対して、為替手数料として片道±43銭
  4. シンガポール:シンガポールドル適用為替レートの表示は銀行が発表する対顧客レートの仲値に対して、為替手数料として片道±83銭

※適用為替レートは朝9時時点の市場レート、銀行が当日発表する対顧客レート等を参考に決定される。

 

為替手数料の数字だけ見ればなん銭という単位で小さいように感じますが、ちゃんと確認してみると

 

例えば、タイ株を売買した場合

 

タイ株の為替手数料は片道±8銭ということで、今この記事を書いている段階の1バーツ=2.59円という為替レート(仲値)に対して

 

円からバーツに変換するレート(TTS)が1バーツ=2.67円で、

バーツから円に戻すレート(TTB)が1バーツ=2.51円となります。

 

タイ株を買う場合は自分が持っている円を一旦タイバーツにする必要があるのでTTSのレートが適用されます。

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仮に日本円で30万円必要な取引をした場合の為替手数料を確認しましょう。

 

その場合、30万円をTTSレートでタイバーツに変えますので、112360バーツになります。

 

次に買った銘柄の株価がまったく変わらなかった状態で売ります。

 

今度はタイバーツから円に戻すのでTTBのレートが適用されます。

 

そうすると自分の口座へ戻ってきたお金(円)は28万2千円になります。

 

!?

 

株価はまったく変わっていないのに、戻ってきたのは28万2千円

 

売買するだけで1万8千円も手数料としてかかってしまいます

 

米ドルやユーロと違って、新興国の通貨と円の取引では為替手数料が大きくなりがちです。

 

それを銭という単位で表現することで、あたかも手数料がわずかであるかのように見せているのです。

 

外国株の取引経験が無い方などは、このような手数料を見落としがちです。

 

更に、為替手数料にかんしては上記で解説した仲値に対するスプレッドだけでなく、そもそも適用為替レート自体を楽天証券自身が銀行のレートを参考に決めると書かれているので、そこでも手数料が抜かれると考えておいた方がいいです。

 

ETFやインデックスファンドの商品が拡大してきている現在、アセアンの株式への投資も簡単になってきています。

 

敢えて為替手数料が高い日本の証券会社でアセアン株式を売買する必要は個人的に無いと思います。

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