ボーナスで買った中国株投信、買った途端にピークアウト?

6月から8月にかけて証券会社をはじめとした金融機関で中国株に関連のセミナーが相次いで開催されました。

これらのセミナーは中国株の投資信託を販売する目的で行われるわけですが、結構活況のようでした。

個人投資家からの注目度が増す中国株、その背景は?

昨年の金融危機で世界中の多くの国で株価は下がり、中国やインドなどのBRICsの株価も大きく下落しました。

一昨年辺りはBRICsをはじめとした新興国の上昇率がすごかったこともあり、その反動も大きかったと言えます。

昨年は、日本の日経平均株価も40%以上下落しました。

その日経平均株価もここ最近1万円台を回復し、年初来で約20%の上昇となり景気が底をついたなどといった発言なども出てきています。(実感はないですが・・)

さて昨年65%下落した中国株(上海総合株指数)はどうでしょうか?

上海総合指数は8月初めに年初来騰落率で約90%もの上昇を記録しました。

このように共に大きく下落した株価に対して中国株の方が戻りが早いということが個人投資家の心理に影響し、中国株は大きく儲かるといった感じに受け止められ、結果中国株の投資信託に人気が集まっているといえるのではないでしょうか。

ただ、日本で相次いで設定された中国株投信ですが、その募集が終わるのを見図ったかのように中国株は急落しています。

先ほど年初来騰落率で8月初めに90%に達したと書きましたが、現在では46%まで落ちてきています。

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中国株 上海総合指数 チャート

ボーナスで投資すると金融機関にカモにされる

7月末~8月初めに中国株の投信を買った方はいきなり大きな損を出している可能性もあるのです。(香港市場などを対象とした投信だとそれほどでもない。)

ちなみに、日本の企業で働いている方は6月~7月にかけて夏のボーナスが入るため、そのお金を投資にまわして増やそうと考える方も多かったと思います。

このボーナスを狙って金融機関は営業をかけてくるわけですが、中国株は投資家を集めるエサとして格好の物だったのではないでしょうか?

雑誌やメディアで騒がれる投資先には投資しない

個人的に中国株に投資することは良いとは思いますが、メディアで騒がれてる時や周りが注目している時は注意が必要だと考えます。

株は人間の心理で動く面がありますが、特に外国人投資家が限定される中国のA株市場は中国人の投資心理に大きく影響を受けると思われるので、買い優勢の時は勢いよく上がりますが、一旦下がり始めると下落するスピードも早いのでそのあたりを理解した上で投資する必要があるでしょう。

日本国内のBRICs投信残高状況

  • ブラジル株ファンド 3512億8200万円
  • ロシア・東欧株ファンド 1485億4400万円
  • インド株ファンド 7327億9200万円
  • 中国株ファンド 1兆1019億3600万円
  • BRICs株ファンド 4080億9200万円

出典:投信情報サービス会社リッパー

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