日本人投資家に激震! UAE・ドバイのマックシャラフ証券がUAE株取次業務から撤退

中東UAE(アラブ首長国連邦)ドバイを拠点にドバイ株式市場、アブダビ株式市場、ナスダックドバイ市場の株式取次を行っているマックシャラフ証券(MAC Sharaf)が2010年7月1日顧客向けにUAE株式取次業務から撤退することを発表しました。

マックシャラフ証券

日本の個人投資家に愛用されていたドバイのマックシャラフ証券

マックシャラフ証券は、ドバイ有数の企業グループの1つであるシャラフグループの企業で2006年にマックミランアドバンテージキャピタル及びMr. Mohammad Abdul Rahim Al Ali との3社合弁企業として設立された証券会社。

シャラフ・グループは1976年に現会長のイブラヒム・シャラフ氏と、現副会長のシャラフディーン・シャラフ氏によって設立され、

総 従業員数 3,500名以上、総売上高 1,000億円超(2005年度)。 グループ事業は海運業、流通業、不動産業、海運代理店、 航空代理店(全日空)、旅行代理店、金融業、食品製造、家電チェーン Sharf DG等(UAE内で6店舗)、小売業(UAE、オマーン、クウェート、バ-レーン、シンガポールで衣料品、家庭用品、化粧品等のブランド商品を 扱う45店舗を出店)を傘下に持つ 、不動産、セメント、IT事業、ショッピングモール、ホテルの経営等、多岐に渡ります。

日本の中でドバイ株式の第一人者である石田和靖氏が2007年6月に書きあげた『ドバイ株式投資完全マニュアル』で口座開設方法を懇切丁寧に解説していたことから日本人の口座開設者が1000以上と、おそらく中東の証券会社で一番日本人の口座開設数が多い独立系証券会社になりました。

マックシャラフ証券廃業半年前に現地を訪問

今年2月、私自身UAEのドバイ・アブダビへ行った際にはマックシャラフ証券のオフィスも見学させてもらっていました。

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マックシャラフ証券オフィース01

訪問時には同社の日本人顧客担当でとても穏やかな美人女性の安福さんともお話させて頂きましたが、それから半年もしないうちに今回のような事態になるとは想像もしていませんでした。

マックシャラフ証券がドバイ株取引から撤退した理由

今回のUAE株式取次業務から撤退の原因として同社はUAE株式市場の売買代金の激減を挙げています。

同社が顧客向けてに案内した売買代金の統計情報は以下のようになっています。

UAE株式市場の売買代金

※以下、マックシャラフ証券から同社の顧客向けに撤退の決定のアナウンスと今後の対応について書かれた電子メールの一部で、今後同社の口座を持つ日本人は幾つかの対応に迫られます。

また、マックシャラフ証券と提携している日本の証券会社も今後の対応が迫られます。

——

1 MACシャラフ証券にて保有している株式に関しては下記のサービスが可能。

  1. 顧客の皆様からの注文指示に従い株式を売却後、顧客の皆様の銀行口座へ送金。
  2. 保有株(口座残高は含まず)を各市場の債券保管機関(Depository and Settlement department (CDS)へ移行。
  3. 保有株(口座残高は含まず)をUAE国内の証券会社へ移行( もし他の証券会社に口座をお持ちで無い場合は、当社が紹介を行う。)

2 MACシャラフ証券にて保持されてる口座残高に関しては、顧客の皆様からの書面での要請に従い、全額指定の銀行口座へ送金する。

——

追記

日本人投資家が去った後、ドバイ株式市場の株価は現在に至るまで大きく上昇。

ドバイに限らず新興国投資では日本人投資家が来たら終わりで、去った後に旨味があると海外投資家経験が長い人はいいます。

もし今、騒がれている新興国があったとしたら、そこに飛びつくのは要注意だと思いますよ。

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