サウジアラビア株式市場に投資するETFが誕生

9月17日に世界初となるサウジアラビア株式市場に上場する企業へ投資するETF「iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETF」が誕生し、アメリカ株式市場に上場しました。

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETFは、MSCI Saudi Arabia Investable Market Index (IMI) 25/50 Indexと連動するように設計されたETFで、ティッカーシンボルはKSAとなっています。

サウジアラビアはドバイやアブダビの株式市場を抱えるアラブ首長国連邦(U.A.E)などが属する中東地域において、最大の株式時価総額を誇る株式市場でしたが、今年6月までは基本的に外国人投資家が投資することは出来ませんでした。

サウジアラビア株式市場が6月から外国人投資家に開放

それが、今年6月から外国人投資家へ株式市場を開放し、ETFの登場もそう遠くないと思っていました。

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETFの登場で、これまで不可能だった中東最大の株式市場であるサウジアラビアへの投資手段が提供されたことになります。

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETF

ここからはiShares MSCI Saudi Arabia Capped ETFの中身を見ていきましょう。

まずは、セクター別の投資ウェイトです。

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETF セクター別投資配分

サウジアラビア株式ETFのセクター別ウェイト金融、素材、通信分野への投資が大きいようです。

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サウジアラビアといえば原油ですが、最大手のサウジアラムコ(Saudi Aramco社)は政府所有企業であるため、このサウジアラビア株ETFには含まれていません。

そのため、エネルギーセクターの比率が1.4%と低い状態になっています。

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETF 主要投資企業

更に実際にETFが保有している銘柄トップ10は以下のようになっています。

サウジアラビア株ETF投資先トップ10銘柄出典:MSCI.com

保有比率トップはSABICの19%。

日本だとサウジアラビア基礎産業公社と訳されるみたいですね。

SABICはサウジアラビアの石油化学や製鉄、肥料などを統括する中東最大の素材企業で、政府が株式7割を保有しています。

9%を保有するサウジテレコムは、サウジアラビア最大の携帯電話会社。

世界初のTD-LTE商用サービスを開始した会社だそうです。

世界初のTD-LTE商用サービス、サウジアラビアで始まる – 大手2社が同時に「一番乗り」を宣言

iShares MSCI Saudi Arabia Capped ETFは全部で57銘柄を保有していて、99%がサウジアラビア企業という構成なっています。

年間の手数料である信託報酬率は0.74%となっています。

まだ取引高が少ない状況ですが、何時か日本の証券会社でも売買出来る日がくるかもしれませんね。

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