イラク現地視察報告 不動産投資や銀行口座開設は可能か

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8月10日に開催されたイラク視察報告セミナーに参加してきました。

このセミナーは2009年6月29日~7月6日まで中東経済に詳しい石田和靖氏とイラクに法人を設立していてイラクディナールなどの販売を行っているライズインターナショナルの谷口大介氏が実際に訪れたイラクの状況を動画や写真を交えながら日本のマスメディアでは決して報じられることのないイラクの現状を報告するセミナーです。

石田氏と谷口氏が訪れたのはイラク北部のクルディスタン地域で、首都バグダットなどとは違い治安が良く、経済も安定している地域らしいです。

以下、セミナーで聞いた中で印象的な内容を箇条書きします。

日本人がイラクへ行くためには?

ビザを取得するためには、イラク政府関係者からの招待状が必要で、イラク現地企業などの招待状でもダメみたいです。
ということで日本人がイラクへ行くのはとてもハードルが高いようです。

因みに、上記のようにビザを取得するハードルが高いのは日本の外務省による影響が大きいようです。
イラクで何かあれば責任を取らされるのは外務省ですから仕方ない面はありますが、隣国の中国や韓国は既にイラクへ進出し資源獲得などで先行しています。

イラクへの不動産投資は可能?

可能。
但し、個人では出来ない。現地に法人を設立し、尚且つその法人の社長はイラク人にする必要がある。

1500万円~2000万円のマンションが売れている。

イラクの銀行口座の開設は可能?

可能。
但し、10日程度の短期ビザでは口座は開設できない。
現地駐在員など中長期で滞在する人でなければイラクの銀行口座は開設できる。(国籍問わず)

イラクの交通インフラはどうなっている?

現地ではバスが走っており、バス停などは近代的なデザインとなっている。

新興国特有の停電は頻繁にある。

イラクでは海外から輸入される車は2008年以降に作られた物でなければならない。 そのため、輸入車に限定すれば、日本などで現役を終えたような車は輸入できないことになる。

クルディスタン地域での所得は平均290US$、首都バグダットなどに比べると高い所得水準となっている。

現在の大統領であるタラバニ大統領はクルド人でクルド人初のイラク大統領である。

若い人は農業をやりたがらない。
若い人が就きたい職業は公務員、安定した職を求めているが実際に公務員になれる人は少ない。

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大学を出ている人は多く、文字の認識率は高い。
これは以前イラクでは大学までの費用が無料だったということが要因。

イラクではリテール商品(住宅ローンなど)が殆ど無い。
そのため、家を買いたい場合などは知人経由でお金を工面している。

ドバイ-スレイマニヤ(イラククルディスタンにある空港)間の往復航空チケット代金は約6万円。
乗客の半分は中国人。

イスラム教国家だが、夜外で普通にビール(ハイネケン)を飲んでいる。

ガソリンスタンドでのガソリンの値段は、1リッター=72円と日本に比べれば安いが原油生産国としては高い。

尚、原油は産出できるが精製は海外で行っている→精製施設が無い。

駐留していた日本の自衛隊のことをピースソルジャーと呼び、欧米の軍隊のことをファイトソルジャーと呼んでいる。
それだけ日本の自衛隊が行った支援活動はイラク人にとって価値ある物だったといえる。

以上が今回聞いたイラク視察報告セミナーの概要です。

日本のマスメディアが報じるイラクと、実際に見た人達によるイラクの違い

今回のセミナーに参加し、日常日本のマスメディアで報じられているイラクとはかけ離れた印象を受けました。

ただ、これはあくまでイラク北部のクルド自治区主体の場合ということには注意が必要です。

中部~南部ではどのような状況なのかはわかりませんが、少なくともイラク北部では日本で報じられているイラクとはかなり異なるようです。

そのため、既に中国や韓国、そして欧米はイラクに進出しています。

イラクは原油埋蔵量世界第3位の資源国家です。

今後、来るであろう資源難の時代に備えて各国は動いています。

日本も最近になって新日石などが進出しようとしていますが、他国に比べて大きく後れをとっているようです。

これは何もイラクに限ったことではなく、新興国全般に言えることです。

現状はこれでも日本は困らないですが、将来痛いツケを払うことになるかもしれません。

尚、イラク投資に関する詳細な情報は海外投資専門チャンネル「WorldInvestors.TV」で動画を用いて解説されています。実際に現地の状況などを動画や写真で解説しているので、フィルタリングされた日本のメディアでは決して報じられることの無いイラクについて理解できます。

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