新興国が台頭するスポーツ(F1編)

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2001年にゴールドマンサックスのジム・オニール氏などの調査チームがBRICsを定義してから今年で10年が経過しようとしています。それ以来BRICsや新興国という言葉は多くのメディアを介して世界に発信され、今では多くの人がBRICs・新興国という言葉を知るようになりました。

新興国に関しては主に経済・投資面で報道され注目を集めてきたがスポーツの世界でもその台頭ぶりは目を見張るものがある。

特にそれを感じさせるのがオリンピックサッカーW杯と並んで世界3大スポーツイベントのひとつとされることもあるF1(Formura One)です。

F1は自動車レースの最高峰とされ、フェラーリやメルセデスなどの高級自動車メーカやF1専門チームで年間20レースの戦いが世界各地で開催されています。

そのF1の開催地について1998年と2011年を比較してみるとある傾向が見えてきます。

まず、今から13年前の1998年の開催地です。世界の主要国が開催地の多くを占めていました。

  1. オーストラリア
  2. ブラジル
  3. アルゼンチン
  4. サンマリノ
  5. スペイン
  6. モナコ
  7. カナダ
  8. フランス
  9. イギリス
  10. オーストリア
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. ルクセンブルク
  16. 日本

続いて今年2011年はというとレースの数も20戦に拡大され、尚且つ中国やマレーシア、トルコ、インド、アブダビ(U.AE)、バーレーンと1998年とはうって変って新興国と呼ばれる国々が開催地として多く選ばれています。

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  1. バーレーン(政情不安によって中止・延期に)
  2. オーストラリア
  3. マレーシア
  4. 中国
  5. トルコ
  6. スペイン
  7. モナコ
  8. カナダ
  9. ヨーロッパ(実際にはスペインで開催)
  10. イギリス
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. シンガポール
  16. 日本
  17. 韓国
  18. インド(今年初開催)
  19. アブダビ
  20. ブラジル

今年のF1で注目されるのはインドのブッタ・インターナショナルサーキットで初めてF1が開催されること。

いったいどれだけの観客を集めることができるでしょうか。

F1は4年に1度のオリンピックやサッカーW杯と違って毎年開催され、世界187か国でテレビ放送されている巨大スポーツ(スポーツビジネス)です。

そのため、多くの利権が絡むといわれ開催するためには数十億というお金を支払う必要があると言われており、ある程度の資金供給企業(スポンサー企業)がいないと開催すること困難です。

そんなF1を開催する新興国が増えてきているということは新興国の経済成長の証ともいえるのではないかと思います。

今後F1の開催地として2014年からロシア(開催場所はソチ)が加わることが決まっています。

2014年には同じくソチで冬季オリンピックが開催されるため、F1は2015年に延期されるという話もありますが、いずれにせよこれでBRICsすべての国でF1が開催されることになります。

F1開催地の変化をみていくと世界における各国の経済力が見えてくるような感じがしませんでしょうか。

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