ドバイショック直後のドバイを観光かねて視察してきました

2月上旬から中旬にかけて中東のアラブ首長国連邦(UAE) ドバイ、アブダビ、シャルジャーに行ってきました。
※アラブ首長国連邦は7つの首長国(アブダビ,ドバイ,シャルジャー、アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラ、ラアス・アル=ハイマ)で形成されている。

UAE(アラブ首長国連邦)地図

2009年11月末にドバイ政府系持株会社ドバイ・ワールドの債務返済繰り延べを要請すると発表したことに端を発したドバイショック

日本のメディアでは不動産バブルが弾け、不動産建設がストップし、海外からの出稼ぎ労働者は賃金未払いで苦しんでいる様子などが相次いで報道されました。このような日本の報道を私自身見ていましたのでドバイでは活気が失われ、ショッピングモールは閑散とし、観光地への観光客は激減しているのだろうと想像していました。

しかし、この想像はドバイへ着く前からいい意味で裏切られました。現在日本からドバイへの直行便は関西国際空港からのみで成田空港からは飛んでいません。

※2010年3月28日からはエミレーツ航空による成田・ドバイ便が就航(成田はエミレーツ航空102番目の就航地)

エミレーツ航空とドバイ国際空港

関空からはドバイのナショナル・フラッグ エミレーツ航空に搭乗してドバイへと約11時間かけて行くのですが、夜23時近くの出発の便にも関わらず、ドバイ行きは満員。エミレーツ航空では、エコノミークラスでも搭乗者に靴下・歯ブラシなどが入ったポーチが貰え、機内サービスが充実しています。

10時間以上の長旅を終えてドバイ国際空港につくと、まず目を奪われるのが、数分間隔で世界各国へ飛んでいく飛行機の出発時間が表示された電光掲示板。

ドバイはその地理的な特性もあり物流・ビジネスのハブとなっているのですが、このドバイ国際空港からは日本では聞いたこともないような世界各地域へ毎日飛行機が数分間隔で飛んでいるのです。もちろん世界のハブ空港ですから24時間オープンしていて、深夜1時、2時でも空港内はスゴイ人だかり!

ドバイ国際空港 電光掲示板

この辺は日本の空港との違いが大きく、日本人観光客が驚く点でもあると思います。

ドバイに着いてビジネス街を車で通っていくとまず目につくのは今年1月に完成したばかりの世界一の高さを誇るブルジュ・ドバイ改めブルジュ・ハリファ(現地の発音ではブルジュ・カリファの方が近いようです)。高さ828m、168階という途方もない数値がその凄さを物語ってます。

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ブルジュというのはアラビア語で塔を意味し、ハリファはUAEの大統領でアブダビ首長国の首長であるハリーファ・ビン ザーイド・アール ナヒヤーンからきています。

このブルジュ・ハリファの124階には展望台があり、チケットを購入すれば基本的には誰でも上がることができます。

このチケットの当日券は日本円で約1万2千円ほどするのですが、これはオープンした次の日にいきなり値上げされたと地元の人から聞きました。

当日券が高いと思われた方は当日券の4分の1となる約3千円で購入できる前売り券があります。

前売り券は展望台へ上がる日と時間が指定されるので、指定時間に行く必要があります。このような高い値段設定と時間制限にも関わらず、連日展望台へいきたいお客さんでチケット販売所は行列ができていて、当日行って展望台に登るのはかなり厳しい状況です。

ブルジュカリファのチケット

次いで、ヤシの木のような形をした人工島で有名な「パームジュメイラ」へと車を走らせました。

パームジュメイラは高級住宅街と高級ホテルが立ち並んでいて、一時期は世界各国の富裕層がこの地へ別荘を構えていたことは有名です。

このパームジュメイラは観光地ではないことからあまり人は多くなかったように思えますし、モノレールも閑散としている印象でした。

途中、建設工事が途中で止まったようなホテルや住宅・ビルなども見かけました。この辺はやはりドバイショックの影響を感じさせる風景でした。

その後、ドバイの中でも高級ホテルに位置づけられるバージュアルアラブの中も見せてもらいました。(旅行のパンフレットなどの表紙を飾ることも多い建物)

このバージュアルアラブはドバイ政府観光局の格付けで”7つ星”に格付けされるの最高級ホテルで一番安い客室でも1泊約15万円ほどするそうです。

通常、ホテル内は宿泊者しか入れないのですが、今回はこのホテルを運営しているジュメイラ・グループのご協力により一部客室を実際に見せて頂きましたが、内装含め、客室は豪華絢爛の一言につきます。

ドバイ・ショックによって不動産の価格が急落し、ホテルの宿泊料も2年前のバブル時に比べ3分の1程度から半分程度の落ちたと現地の人から聞きましたが、それでも1泊最低15万円するホテルが多くの人で賑わってる姿をこの目で見ると、一体ドバイショックとは何だったのかと考えさせられます。

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