ベトナム株ETFは銘柄間でパフォーマンス差が2倍も

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現在ベトナム株にのみ投資するETFはアメリカで上場しているMarket Vectors Vietnam ETFとロンドンや香港などで上場しているFTSE VIETNAM INDEX ETFの2種類のみ。

下のグラフはこの2つの株価を2009年8月時点を基準として騰落率で比較したもの

ソース:Bloomberg

黄色がアメリカ市場に上場しているMarket Vectors Vietnam ETF、緑色が香港市場に上場するFTSE VIETNAM INDEX ETFで、この2年間を比べるとマーケットベクターの方が約-21%であるのに対してFTSEの方は約-46%とマーケットベクターの方が倍以上良い。

ベトナムという同じ国を対象としているETFなのにこれほどまでに結果が異なるとは今回比較してみるまでは全然気付きませんでした。

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この2つのETFはそれぞれ発行会社が独自に定義しているインデックスを対象としていて、保有銘柄も異なります。

FTSEのベトナム株ETFはビンコムが15%弱、ホアン・アイン・ザー・ライが11%と不動産関係銘柄が10%以上の割合を占めるのに対してマーケットベクターのベトナム株ETFは一番割合の多いベトインバンクでも8%弱となっており、各銘柄への投資配分が異なることが最終的に結果に反映されている。

現状ベトナムを代表するインデックスであるVN指数を対象としたETFは無い。

これは一部銘柄の影響を大きく受けるため市場の実態を表していないことや、一部銘柄は海外投資家にとって取引しにくい点が理由と言われる。

もしベトナム株式市場にETFを組みやすいベンチマークとなるインデックスが登場すれば、ベトナム市場を対象としたETFの数は増えるでしょうし、現状のETFのように結果の差が大きくなることもなくなるでしょう。

これらは今後新しく登場する予定のVN-30指数に期待するところでもあります。

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