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中国の太陽光発電企業「興業太陽能技術控股」(750/HK)IRセミナーレポート

亜州IR社主催の中国企業IRセミナーに昨日は行ってきました。

今回のIRセミナーは、今年1月に香港証券取引所に上場したばかりの中国興業太陽能技術控股(00750)です。

中国興業太陽能技術控股は、ビル一体型ソーラー発電ソリューション(BIPV)やカーテンウォールの提供などを主な業務としています。

IRセミナーには興業太陽能の社長をはじめとした経営陣(副社長、財務部長等)が日本を訪問し、複数の機関投資家にプレゼンテーションを行いました。

IRセミナーで配布された資料の表紙。

 

中国興業太陽能技術控股IRセミナー資料

 

BIPV(Building Integrated Photovoltaic Module)とは、建材と一体化した建材一体型太陽電池モジュールです。

同社の主力事業は現状カーテンウォールですが、今後はBIPVに力を入れていくという話がありました。

このBIPV事業ですが、今回のIRセミナーで中国興業太陽能技術控股はBIPVの利益率が37.1%という高収益事業であることを明らかにしました。

これは中国において中国興業太陽能技術控股がBIPVの提供をほぼ独占しているということ、そして同社が提供するBIPVソリューションが企画から製造、保守に至るまで全てをカバーしている点が大きく影響していると思われます。

また、中国興業太陽能技術控股が急成長している背景には中国中央政府や地方政府がこのBIPVに対して他の太陽光発電システムよりも優遇支援策を出しているのが大きく寄与しています。

同社の株価は上場後相場が好調なこともあってか1.5倍程度になっています。

中国興業太陽能技術控股チャート尚、BIPVの世界的な市場に関しては、アメリカの調査会社であるNanoMarkets社がレポートを出していています。

このレポートでは2013年に太陽光発電建築(BIPV)の市場規模が40億ドル以上に達し,さらに15年には80億ドルを超えると予想しています。
従来の結晶Si太陽電池は21億ドル規模となるが、薄膜系や有機系の太陽電池も曲面に設置できるためBIPVでの普及が進むと見込まれる。

将来的には、建材を太陽電池で直接覆う方法によって建築コストが低減されるようになるのではないでしょうか。

気になる点としては、太陽光発電に使用される資源(シリコン)の価格でしょうか。

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