セミナー「世界に目を向けると資産運用は100倍楽しい」に参加してきました。
昨日(2009.9.13)はセゾン投信主催のセミナー「世界に目を向けると資産運用は100倍楽しい」に参加してきました。
セミナーのアジェンダは↓な感じ
- 石田和靖氏 (株式会社ザ・スリービー 代表取締役) 「世界はどう変わる? ~世界を見てきた私が2009 年に感じること~」
- 平林亮子氏(公認会計士) 「外国企業の決算書で海外のビジネスを読み解く!」
- 中野晴啓 (セゾン投信社長)「長期投資で世界を感じよう!」
特に面白かったのは石田氏の講演でした。
Google Earthを使いながらドバイ・アイスランド・スーダン・イラクなど昨年から今年にかけて視察してきた場所を紹介されてました。
まずドバイに関しては、日本の報道ではバブルが崩壊し、プロジェクトが全て停止したような報道がされているが、実際は新規のプロジェクトは停止、既存のプロジェクトは完成させるという方針をシェイク首長は出しているとのこと。
一旦動いているプロジェクトを全て完了させてから次のプロジェクトを考えるというような政策に変更したようで、これまでのように次から次へと新たなプロジェクトが出てくることは無いようです。
アイスランドに関しては国家破綻し、通貨クローネが取引停止になったことは知られていると思います。
アイスランドは高金利で世界からお金を集め(レバレッジを効かせ)、それを金利以上の運用リターンを出すためにサブプライム証券に投資したために、その後の金融危機の影響をもろに受けた格好だという。
立ち直るにはかなり時間がかかるということだが、アイスランドは環境面では世界の最先端をいっているという。
特に地熱発電が進んでいるらしい。
地熱発電は基本的には水蒸気を利用してタービンを回転させることで機械エネルギーに変換し、その機械エネルギーから発電機を稼働させるという仕組みで発電している。
アイスランドはこの地熱発電で電気需要全体の10%以上をまかなっている。(日本は0.2%ぐらい)
このタービンなどは日本のメーカ(三菱重工業など)が提供している。
また発電した電気を蓄える電池も東芝などが提供しているということで、日本のメーカはアイスランドのような北極に近い国にまで事業を展開していることはあまり知られていないのではないかと思う。
アイスランドはその地理的な場所から夏は夜でも暗くならないそうです。(白夜)午前3時とかでもゴルフをしに行ったり、飲んであるったりしているそうです。
逆に冬は一日中暗く、そのためかアイスランドは国民一人当たりの読書量が世界1位なのだそうです。
スーダンに関しては、内戦も続いていますし、政治的にも中々安定しておらず、投資する環境としては良くないようなのですが、中国人や中東のビジネスマンは注目しているようです。
スーダンは資源が豊富な国でもあるため、中国は危険があるにも関わらず資源を確保しようとしています。
このスーダンに関しては石田氏は海岸線を持っていることが強みだということをおっしゃってました。
スーダンは紅海に面しているのですが、紅海はスエズ運河とつながっているため原油などを運ぶタンカーで渋滞しています。
そのため同じく紅海に面しているサウジアラビアはジーザーンの港を拡大し、これらのタンカーを停泊させ、物流の拠点として稼働させようとしています。
スーダンも同じようにポートスーダンという港を整備することで多くの船舶を呼び込もうとしているそうです。
最後にイラクについてお話がありました。
イラクについては以前も石田氏のセミナーに参加したことがあるので目新しい情報はなかったのですが、初めて聞く方々にとっては石田氏の話に本当か?というような感じで興味を持たれていました。
セミナー後は、講演された石田氏とセゾン投信の中野社長、メディアの関係者・セミナーに来られた方数名を含め10名程で食事に行きました。
セミナーで得られるものはもちろんありますが、このような講演者や個人投資家とのお話が一番自分のためになりますし、刺激も受けます。
また、自分の意見をぶつけ合える機会というのは中々無いもの。
自分の投資する上での考えなどが整理でき、有意義な時間となりました。
最後に中野社長からは「長期投資を実践しましょう」ということを熱く語ってもらいました。
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